分かち書き(わかちがき)


■点字ワンポイント


■点字の文章の規則


■実際に書いてみたい・・・


 さて、ここでは文として組み立てられた点字についてお話をしたいと思います。
点字はいわばカナ文字(表音文字)だけで成り立っているため、正しく読み・理解するために、文章には「分かち書き」というルールがあります。これは、文節の間に区切りとしての空白を挿入するものです。つまり、英語の文章での単語と単語の間の空白だとお考え下さい。恐らくこれが点字で文章を表現する練習の最初のハードルになるかと思います。私たちが何気なく書いた文章も「分ち書き」を正しく行わないと盲人の方には意味のわからないちんぷんかんぷんな文章になってしまいます。

このことは、私たちが全てひらがな(カタカナ)の文章で書かれた物を想像してみると分かります。

 さてここではぶんしょうとしてくみたてられたてんじにかんしてはなしをすすめていきたいとおもいます。
てんじはいわばかなもじ(ひょうおんもじ)だけでなりたっているため、ただしくよみ・りかいするために、ぶんしょうには「わかちがき」というるーるがあります。これは、・・・・・。

これで読み辛さが少しは理解していただけたかと思います。(笑)

この文章を、

さて ここでは ぶんしょうとして くみたてられた てんじに かんして はなしを すすめて いきたいと おもいます。
てんじは いわば かなもじ (ひょうおんもじ) だけで なりたって いるため、 ただしく よみ・りかいする ために、ぶんしょうには 「わかちがき」 と いう るーるが あります。 これは、・・・・・。

こうすれば、普通に読み進むことができますよね。これが「分かち書き」です。

◆文節で区切る…でも…

基本は、文章の意味が分からなくならない程度に、できるだけ細かく言葉を区切ることです。

うまが_さんぽする_はるの_こうげん
なみ_うちよせる_しろく_ながい_かいがん

厳密には、中学生のころ国語の文法で習った「自立語」もしくは「自立語+付属語」という文節単位に分けて…などのルールがあり、慣れるまでは難しく考えがちですが、意味が通じる文章を書くことが何よりも重要ですので、とにかく書いてみて、ある程度慣れてからちゃんとしたルールを見直してみれば良いかと思います。読みやすい文章を書くことに注意してさえいれば、案外とルールに従っているものです。

◆複合語

複合語についても細かいルールがあります。音節などの長短や意味のまとまりが判断基準になります。

<分けない>
かちまけ おとこのこ うわのそら まどがらす こどもたち かがくてき まよなか
いしょくじゅう かぶしきがいしゃ かいすいよくじょう しょうちゅうがっこう

<分ける>
じゅけん_べんきょう かく_ほうめん なごや_はつ 1りっとる_いか ひ_げんじつてき うけつけ_まどぐち

◆固有名詞

固有名詞は、姓と名の間や敬称などの前は空けます。愛称や短縮した呼び名は続けて書きます。

<分けない>
まゆみちゃん やまさん さかなやさん おきゃくさま さいごうどん

<分ける>
まゆみ_さん やまもと_さん ふくざわ_ゆきち ひぐち_せんせい のぐち_くん

ただし、紛らわしいものは、「つなぎ符」を間に使用して書く