座談会

今年から新たな採用活動がスタートした名古屋ライトハウス。初めて「法人一括採用」を行う理由や、採用コンセプト「答えは1つじゃない」に込めた想いを、採用チームで語り合いました。


talk01どうして「法人一括採用」をスタートするの?

小澤
名古屋ライトハウスは、平成28年10月に創立70周年を迎えます。視覚障がい者への職業開拓や生活の場を提供する施設から始まった私たちですが、この70年という歳月の中で利用者さんや職員の声により、今ではすべての障がい者、そしてお年寄りの方々へも様々な福祉サービスを提供できるようになりました。
多賀
70周年を目の前にして、実は昨年「法人としてさらに成長するにはどうすべきか」ということをすごく考えたんです。
6つの拠点(施設)があるけれど、それぞれ事業内容が異なっていたとしても、共通して大切にしてほしいこと、すべての職員に身につけてほしい力があるよねという話になりました。一人ひとりの成長のためにも、法人としての機能を高めていこうよ!高めていかなきゃと。
伊藤
せっかく歴史も規模もある法人なのに、その武器がしっかり活かせていないと思ったんです。これまでは拠点(施設)ごとに独立して採用活動を行っていましたが、それではお互いに視野が狭まってしまう。
1つの拠点(施設)だけでなく、希望や状況に応じて事業内容の異なる拠点(施設)に異動することでチャンスが広がったり、ステップアップにもなります。
小澤
キャリアアップにも繋がりますよね。拠点(施設)異動の垣根がなくなれば、主任から係長へといったキャリアも早く経験してもらえるようになるでしょう。
多賀
そうですね。法人での一括採用には、そうした人事交流の活発化への狙いもあります。配属された拠点(施設)で働いていくうちに、それぞれにやりたいことができたり、仕事の幅を広げたくなったりしてくるものです。その願いを叶えられる法人になるために、「法人として」も成長したいんです。

talk02「求める人物像」とは?

多賀
最初から「こういう人でないとダメ!」というのは、正直ありません。特別な勉強はしていないけれど興味があるとか、ボランティアに参加してこの世界を知ってといったスタートでもいいと思っています。
ここで経験して学んでいくうちに、福祉って何だろうということを自分なりに発見していってもらえたら。
伊藤
実は私も、ここで働く中で福祉に対する想いや考えがふくらんできました。「こうなりなさい」「こう考えなさい」と、人の想いを無理やり変えるのは違うと思うし、とても難しいこと。だから、一つひとつの経験や、利用者さん・職員との関わり合いを通じて、みんなが自分の「福祉」を追求していくことが大切なんだと思います。
名古屋ライトハウスには、昔からそういう風土があります。人間なんだから、考えがすべて一緒なんてありえないでしょ。
何か一つでも共感できるものがあれば、それで十分だと思います。
小澤
私の好きな言葉に「生きることの喜びを共有できるような、心豊かな福祉サービスを追求する」というものがあります。名古屋ライトハウスのかつての品質方針の一つなんですが、何かにつけて思い出すんです。言い方は異なりますが、先代理事が唱えていた「一人の幸せのために」という指針に通じているように思います。
具体的に見ているものが違っても、利用者さん一人ひとりの幸せのために何ができるかという軸は同じ。
伊藤
掘り下げていくと一緒なんですよね。大きな目標を共有して、職員も一人ひとり自分なりの福祉をゆだねられている。幸せって人それぞれ違うものだから、この風土が大切にされているんだと思います。
利用者さんが求めること、ここにいて本当に充実する過ごし方は何かを、じっくり利用者さんに向き合って考えて、取り組んでいける人。そんな人になっていただけたら嬉しいです。

talk03採用コンセプト「答えは1つじゃない」に込めた想いとは?

小澤
名古屋ライトハウスでは、上司に「こうだ!」と言われることってないと思います。私自身の経験を振り返っても、思い当たりません。どうすべきか悩んだ時には、「じゃあどうしたらいいと思う?」と考えることを促されたり、一緒に考えてもらったり。意見やアイデアを出せば、「それか、じゃあやってみよう!」と背中を押される。
伊藤
私も、利用者さんに対応する時は、いろいろな方法を試してごらんと教わってきました。「いいんじゃない?やってみたら」と任せてもらったり、ダメとは言わないけれどいい案ではないかもしれないという時にはまた別の答えを求められたり。職員一人ひとりの考えや想いを、本当に大切にしてくれる環境。
小澤
それだけに、自然と考えることが習慣づけられていきますね。だからいつも、一つのものごとに対していくつも案を考えて、職員や利用者さんとともに試行錯誤。というよりも、決められた答えなんてなくて、その利用者さん、その状況により適した「方法」を一緒に見つけていくんだと思います。
伊藤
中には、やってみたら上手くいかないことだってもちろんあります。「対人サービス」なので、そんなこと当たり前ですよね。だからもし答えが1つしかなかったら、その答えに利用者さんを向かせようと強引になってしまう。それは少しも相手を尊重していない。答えを1つにしない、1つだと思わないことが、相手を思いやることの始まりなんですよね。
多賀
学生のみなさんも、学校やアルバイト先で同じような経験をしたことがあると思います。誰かに意見を押し付けられたり、マニュアルに従わないといけなかったりで、「それでいいのかな…」と窮屈な想いをした時、どんなことを考えましたか?「私だったら」とか、「この場合はこうしたほうがいいかも」というアイデアが自分の中にあると、動きながらどんどん工夫ができたのではないでしょうか。福祉の仕事も一緒です。 しかも、一人ではなく、チームでやる仕事です。だから、人の数だけ答えがあって、それを様々に組み立てながら工夫してやっていくことが大事。 利用者さんにも、あなたにも、「答えは1つじゃない」。それを追求できる名古屋ライトハウスというフィールドで、ぜひいろいろな答えを見つけていってくださいね。