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◆【Seeing AIにアンドロイド版が登場しました】

　既にiPhone（ｉＯＳ）にて公開されている視覚支援アプリ「Seeing AI」にAndroid版が登場しました。基本的な機能はｉＯＳ版とほぼ同一で、以下の８つの機能を備えています。テキストがカメラの前に表示されると瞬時に読み上げる「短いテキスト」、印刷された書面をテキストで認識、ＯＣＲにて読み込み音声化する「ドキュメント」、ビープ音を鳴らしてバーコードの位置を見つける手助けをし、スキャンして製品を識別する「製品」、人物を認識し、周りの人々の表情を含めて音声で説明する「人」、まわりの風景を音声で説明する「風景」、紙幣を識別する「通貨」、周囲の明るさに応じてトーン音が変わる「ライト」、カメラが捉えた色を説明する「色」と様々な機能を搭載しています。ただし、Android版ではｉＯＳ版と比べ細かな点で違いがあります。

・音声について
　ｉＯＳ版ですと４種類の音声の中からお好きな種類を選択できます。よりクリアな音声を求める場合は別途高音質版を導入する必要がありました。Android版では最初から10種類の音声から選択ができ、音声もクリアで比較的聞き取りやすいものが多いです。

・ドキュメント機能について
　図表等を読み込んだ場合、「次の行」などと読み上げてくれます。ｉＯＳ版の場合は「テーブルのセル」等、細かく解説が入ることがありますが、Androidは比較的シンプルな説明のようです。

・世界チャンネルの機能について
　Android版は未実装。
以上となります。Android対応の視覚障害支援に関するアプリがｉＯＳと比較して少ない中、このSeeing AIの登場はAndroidユーザーの方にとって朗報ではないでしょうか。今後も既存のｉＯＳアプリのAndroid対応化が待たれます。


以上です。