ICTサービス情報! (お申込み・お問合せ:ICT担当まで) (電話:052-654-4522 Eメール:ict@nagoya-lighthouse.jp) 1件あります。 ◆【Eye Navi について】  既にご存じの方も多いとは思いますが、歩行支援アプリとしてiOSより Eye Navi というアプリが配信されています。これは道案内と障害物検出、歩行レコーダー機能を備えており、視覚障害者の単独歩行を助けるもので、使いこなせば非常に便利なアプリです。しかし、筆者のいち意見ではありますが以下の点に注意が必要です。 1.首から下げるスマートフォン用のポーチを使用することが望ましい  スマートフォンを持ちながら使用するとなると、片手に白杖、もう片手にスマートフォンという格好となり、両手が塞がり不便です。また、胸ポケットに入れての使用も、体格や姿勢によってカメラの向きが身体の外側に向いてしまい、上手く進行方向にカメラが向かなくなることがあります。そのため、首から下げるスマートフォン用のポーチをご用意いただき、Eye Navi を使用することが望ましいです。 2.自分に合った設定をすること  Eye Navi を導入した際、初期設定のままですと自分の望まない手がかりや障害物を読み上げることがあります。そのため、人によっては自分の知りたい手がかりを得るのに苦労する、もしくはそもそも聞き取ることができないケースが散見されます。あらかじめ「設定」の項目内の「案内する障害物・目標物」、「種類の変更」で自分の知りたい障害物や手がかりを個別で設定しておくと使いやすくなるでしょう。 3.最終的な判断はあくまで自身で行うこと  Eye Navi は使いこなせば非常に便利なアプリですが、万能ではありません。特に交差点横断の判断や、障害物の判断はEye Navi に頼り切るのではなく、自身の感覚や白杖から得られる情報も踏まえて、総合的に判断し自身の責任で歩行するように心がけましょう。 以上です。