所長あいさつ 名古屋ライトハウス光和寮について 所長 岩間康治  秋風が吹き渡る季節となりました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか?今回、1946年(昭和21年)に開所した名古屋ライトハウスの発祥地、光和寮(名古屋市昭和区)を紹介いたします。  光和寮は、障害者の働く、暮らす、余暇の場の提供などの各種ニーズに合わせた事業を行う障害者支援施設となります。  ○視覚障害に関連する主な事業  ・働く…治療部(鍼・マッサージ)、録音速記、部品加工など  ・暮らす…入所施設、福祉ホーム、グループホーム  ・余暇…視覚障害に特化したデイサービス(クリエイト川名)  このほかに同行援護(ガイドヘルパー)サービス・就労移行支援(一般・福祉就労へ向けての訓練)事業があります。  私は名古屋ライトハウスに就職して今年で22年目となります。初任地の情報文化センターで13年勤務の後、光和寮に異動。2年後、再び当施設へ戻ってきました。光和寮では、視覚障害に関する全般的な相談、他施設や医療機関とのネットワークづくりなどを行うため視覚障害者支援室を立ち上げました。業務の一つとして、月4回程、クリエイト川名でパソコンなどの操作説明、相談対応などを行っていました。クリエイト川名では他にも、カラオケ・サウンドテーブルテニス・陶芸・編み物・ビーズ細工・お出かけなど、様々な活動があり、それぞれ利用者さんが好きな活動を選び、和気あいあいと楽しく活動されています。  一昨年から建て直しを行っていたデイサービス棟も、この6月に完成。先日、職員研修として、この新しくなったデイサービス棟の見学に行ってきました。1階の部品加工では視覚障害の方と他障害の方が声をかけ合って作業を行い、2階のデイサービスでは利用者さんが楽しい時間を過ごされていました。各担当職員がそれぞれ個人に合わせたサポートをしているのが印象的で、改めて、光和寮は当事者にとって安心して楽しく活動ができる場であることを実感しました。もし、光和寮についてご興味・ご質問等ありましたらお問合せください。どうぞ、よろしくお願いいたします。 以上です。