アイのかけはし

アイのかけはし vol.65ai

拠点長の思い


みなさん明けましておめでとうございます。
お健やかに新年をお迎えのことと お慶び申し上げます。
2022年最初のアイのかけはしは「拠点長の思い」と題しまして、お二方に2022年を迎えるにあたってのお言葉をいただきました。

明和寮 寮長


利用者と写る明和寮 寮長の写真

新年あけましておめでとうございます
昨年は新型コロナウィルスにより、「新しい生活様式」という言葉があちこちで聞かれ、仕事や日常生活、余暇の過ごし方が変化し、それが定着してきているように感じた一年でした。
特に非常事態宣言などで外出等を控えなければならないことからインターネット等を通じてオンラインで様々なことが行えるようになったことには驚きばかりでした。

実は2021年の干支は「辛丑(かのと・うし)」と言われ、どうやら痛みを伴う衰退と、新たな息吹が互いに増強し合う年だったそうです。
「んー、なんとなくわかる。」と思いました。
では、2022年の干支「壬寅(みずのえとら)」は、厳しい冬を乗り越え、新しいステージに向かう準備段階にあたる年と言われ、また、優しいトラを表し、家族を大切にして他人にも心を開くとよい年になると言われているそうです。
そんな干支の力も借りてまだまだ現在の状況が続きそうな2022年を今も昔も変わらず「ライトハウス一家」として利用者も職員も同じ釜の飯を食い、仕事に汗をかき、楽しむことはみんなで楽しみ、それぞれがそれぞれを大切に思い、また、地域社会に対しても積極的に関わりを持ちながら、新しいことにチャレンジしていく年にしたいと思っています。
明和寮 寮長 小澤泰治


笑顔が素敵な明和寮寮長の写真

戸田川グリーンヴィレッジ 施設長


施設長が利用者さん生活支援員さんと一緒にクリスマス会を楽しんでいる写真

クリスマス会写真

 新年あけましておめでとうございます。
戸田川グリーンヴィレッジに令和3年4月に5年ぶりに戻ってきました仁藤です。
「あなたらしく。地域と共に。すべての人が活き活きと。」 開設以来の施設コンセプトは継承され、今も朝の申し送りで唱和し、利用者・職員ともに大切にしています。4月の着任後は職員ひとり一人の気持ちを聴き、職員たちが抱える悩みや状況を共有しながら一つずつ改善に向けて進めています。コロナ禍での活動や支援をいかに充実させ、その人のふつうに近づけていくか、サービスの質を高めていくか、判断と決断の連続です。
 大切にしていることは「利用者個人個人の生活スタイルを大切にし、真のニーズをとらえた支援を多職種協働でどう進めていくか」です。職員同士で気づきや意見を出し合うことのできる雰囲気のいい職場、いいことも悪いことも直接言い合える同僚性の高い職場を目指しています。
 施設の自慢は旬の食材を使った適温でおいしい給食とSoraカフェのコーヒーや手作りデザート、常勤の音楽療法士による音楽(音を楽しむ)活動などです。また、個性豊かな職員集団で、職員一人ひとりが得意や強みを生かした支援に取り組んでいます。昨年は施設開所10周年で、秋祭りや音楽発表会等記念行事を行い、職員も存分にその能力を発揮していました。


施設長がソラカフェで利用者さんと一緒にグランパスTシャツを着ている写真

グランパスTシャツ写真

 利用者の暮らしは、自分の起きたい時間に起き、寝たい時間に寝る。Soraカフェで過ごしたり、レクやリハビリに参加したり、外出したり、通院したり、たまに家族や友人が訪ねて来て・・。そんなごく当たり前の利用者が希望する暮らしをどう描いていくか。職員や利用者と迷いながら一緒に考え続けています。いろいろ悩みは尽きませんが、「自分を信じて、皆を信じて」取り組んでいます。施設では入浴・排泄・更衣は原則、同性介助とし、互いの価値観を尊重し合いながら「人を見下さない。差別を表明しない。」ルールを定めています。運営をしていくうえで利用者主体、エンパワメント支援を意識して進めています。
 今年は寅年です。新しくベトナムから介護士として技能実習生2名を迎え入れ、国際的な人材育成にもチャレンジしていきます。事業の目玉は通所生活介護(仮称)グラン木の香の立ち上げです。港区での新規開設に向け、地域のニーズをとらえたサービス内容を確立させ、地域と共に前進していきたいと思います。
 利用者・ご家族・職員・ボランティア、そして関わっていただいているすべての皆さん、いつもありがとうございます。本年もよろしくお願いします。
戸田川グリーヴィレッジ施設長 仁藤千春


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