アイのかけはし vol.69ai
職員のライトハウス(福祉)との出会い~情報文化センター~
今回はライトハウスで働く職員の方々に、ライトハウスや福祉との出会いについて聞いてみました。
1回目は情報文化センターです。
はじめに
当センターは名古屋市港区にあります。
視覚に障害のある方への情報提供などを業務にしています。
図書館事業部、点字出版事業部、サービス事業部の3つの部署があり、各部署からお一人ずつ今回のテーマについて語ってもらいました。
<質問内容>
- 入職して何年目ですか
- 入職のきっかけ、決め手を教えてください
- 現在の仕事内容を教えてください
- 「福祉」という言葉から何を連想しますか
- どんな時に「福祉」を意識しますか
濱平(図書館・サービス事業部)
1. 15年目です。
2. 前職はサービス関係の仕事でした。先輩の職員からの誘いを受けまして早速就労の場を見学させていただき、元気に働く皆さんの楽しい雰囲気が第一、先輩方の思いが第二です。
3. 図書館事業部・サービス事業部の管理を担当しております。
4. 福祉からはいろいろ連想しますが、人を助ける力です。当たり前のことだとは思いますが、共助が重要と思います。
5. 視覚障害者情報提供施設として、利用者の方がその情報によって、生活がより良くなるように仕事や行動をする際に、その方ならどのようなことを思うかを意識しています。
早川(点字出版事業部)
1. 9年目です。
2. インターンシップでお世話になったご縁で入職しました。決め手は、職場体験を通じて、環境が心地よく、業務もやりがいのある仕事だと感じたからです。
3. 点字や音声の出版物製作を行っています。行政からの委託物や一般企業からの資料の製作、また、名刺に点字加工をしたり、触知案内板などの監修や点字図書を出版したりと多岐にわたります。
4. 福祉とは、「誰かの役に立つ、助けになる」でしょうか。ただ高校時代は、「福祉=介護」というイメージがありましたが、インターンシップをきっかけに多種多様な「福祉」があることを知りました。
5. 私たちにしか出来ない業務が多いため、全ての仕事において福祉を意識しています。とてもやりがいのある「福祉」の仕事だと感じています。
吉田(図書館事業部)
1. 10年目です。
2. 求人の募集をみたときに、「仲間」という文字が目にとまりました。 支援する・されるの関係ではなく、仲間という言葉に惹かれて入職しました。
3. 点字・録音図書の貸出し係です。
4. 福祉とは、その人自身があるがままの姿でいきいきと暮らしていける姿、またそういった社会を作ろうとする取り組み・行動というイメージです。
5. あまり福祉を意識していません。「福祉」=「あるがままの姿」というイメージのため、自然体でいることを心がけていきます。
おわりに
それぞれの職員が、福祉に関して思いを持って業務に取り組んでいることをご理解いただければ幸甚です。