アイのかけはし vol.72ai
名古屋ライトハウス光和寮の防災への取り組み
はじめに
もうすぐ9月1日の防災の日ということで、今回は光和寮で取り組む防災についてご紹介します。
事業所の防災の紹介を通して、皆さんの防災についても考えるきっかけになれば幸いです。
と、その前にちょっとだけ紹介したいことがあります。
なんと!新しいデイサービス棟が建設されました!(写真中央)
新築ピカピカ、設備が充実!広々とした建物に生まれ変わりました。
広い食堂には休憩スペースがあり、まったりとした休憩時間を過ごせそうです。(写真左)
また今度、詳しくご紹介する記事を書きますので、お楽しみに!
光和寮 デイサービス棟での防災の取り組み
では、本題の防災についてデイサービス棟での取り組みを一つ紹介します。
突然ですが、右の写真の「おすい」と書いてある物体はなんだと思いますか?
実は、ここは災害時にトイレになります!
災害時には通常のトイレが使用できなくなるかもしれません。
そこで下水道に直結したトイレが設置できるように設計されています。
災害時に必要なものまで計画して、新しいデイサービス棟は建設されたのですね。
他にも事業所として災害時に困らないように様々な計画作りをしています。
事業所による災害時に備えた計画をBCP(事業継続計画)といいます。
その計画作りも、現在進行形で取り組んでいるところです。
光和寮 緑風での防災の取り組み
千種区にある就労継続支援事業B型の緑風では、名古屋市の福祉避難所として登録しています。(写真左)
その取り組みをご紹介します。
皆さんはどこで避難生活を送りますか?近所にある小中学校でしょうか。
小中学校では高齢者や障害者にとっては、必要な支援や配慮を求めることが難しかったり、
設備面で不十分だったりと、避難生活を続けることが困難となる方が少なくないようです。
そこで出番なのが、福祉避難所です。
福祉避難所は、一般的な避難所での生活が困難な方の受け入れ先になっています。
緑風でも災害時には福祉避難所として、一般的な避難所での生活が困難な方を受け入れる準備をしています。
ソーラーパネルや蓄電池、ライトなどの機材を名古屋市から貸してもらったり(写真中央)、
災害時に使用する備蓄用の食料が送られてきます。ソーラーパネルがあれば、電気が使えて便利ですね。
また、作業日に被災した場合は、利用者が自宅に帰るのが難しいかもしれません。
そのため、緑風では利用者分の食料や水を備蓄しています。(写真右)
備蓄する食料は5年以上の保存ができるカンパンやパンの缶詰、水などがそろっています。
これで利用者の方も、一安心ですね!
さいごに
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
これで光和寮の防災への取り組みの紹介を終わります。いかがだったでしょうか。
来月は防災の第二弾として、瀬古マザー園での防災について取り上げる予定です。
そちらもお楽しみに~!