アイのかけはし

アイのかけはし vol.92ai

理事長あいさつ


 名古屋ライトハウスは創設以来、愛盲精神のもと、視覚障害者の幸せを願い、職業開拓及び訓練、生活の場の提供、そして情報・文化の発信基地として活動してまいりました。
 戦後間もない昭和21年に創設者の自宅にて産声を上げた「鍼灸共同治療所」と「愛盲ホーム光和寮」は、今日では名古屋市内を中心に視覚障害者のみならずすべての障害児者、お年寄りの方々を対象に7つの拠点に45の事業を展開するに至りました。これも偏に関係関連するみな様方の多大なるご理解とご支援、ご指導の賜物と深く感謝するものです。

 思い起こせば、社会福祉法人という言葉も定義もない終戦直後に、強固な意志と熱い熱い想いが大きな力となって私どもの法人は生まれ、「一人のしあわせのために」を合言葉にまい進してきたのでした。
 時代は様々な価値観の変化を伴って激動しており、福祉のあり方も問われ関心も高まっています。社会福祉法人としての存在意義をあらためて見つめなおし、私たちだからこそできる理念やサービス、事業を開拓し社会に説得力ある発信をしていかねばなりません。

 名古屋ライトハウスは、これまでの蓄積を大切にしつつ、福祉のパイオニアとして福祉サービスの理想像を求めて一歩ずつ毎日を精進してまいります。その先頭に立つ決意を述べ、ご挨拶とさせていただきます。

理事長  山本 保


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