第14回 令和元年度 表彰者決定のご報告repayment
愛盲報恩会 第14回 令和元年度表彰者決定のご報告
令和元年8月31日(土)に選考委員会を開催し選考いたしました。
今年度は近藤正秋賞に3名、片岡好亀賞に1名、地域活動特別賞に3名のご推薦をいただきました。
受賞者、推薦者のご出席をいただき令和2年1月に贈呈式を執り行う予定でございます。
近藤正秋賞
青山金春氏(有限会社丸信テック代表取締役)
長岡英司氏(日本点字図書館長 推薦)
選考理由:20歳で視覚障害となり、黎明期のPCを活用する将来の可能性に希望を持って職業訓練を受け、機器販売・利用者サポートの経験を生かして起業。古物商の登録をして、高額な製品を手軽に入手できる機会を増やすなど、利用者の立場にたった活動を行っていて、日本福祉放送の「IT情報アップデート」は300回を数える。中途視覚障害者として新しい人生に挑戦し、仲間の視覚障害者のQOL向上に貢献している功績は大きく、今後ますますの活躍を期待して受賞決定となりました。
片岡好亀賞
光島貴之氏(造形作家)
加藤俊和氏(サピエ事務局長)推薦
選考理由:38歳から粘土造形を始め‘95年より製図用ラインテープとカッティングシートを用いた「触る絵画」の制作を始めて「‘98アートパラリンピック長野」で大賞・銀賞受賞。他作家とコラボレーションして「触覚連画」の製作や、「触覚コラージュ」などの新たな表現手法を探究して触覚と絵画という芸術分野を切り開き、さらに、フォーラム、アートプログラム、講演を通して視覚障害を越えた触る芸術文化の新たな開拓を続けている功績は大きく、今後ますますの活躍を期待して受賞決定となりました。
地域活動特別賞
三輪秀昭氏(愛知県盲人福祉連合会理事)
夏目努氏(愛知県盲人福祉連合会常務理事)推薦
選考理由:三療業を営み、地元、安城市身体障害者福祉協会視覚部の会長を長年務め、視覚障害者と地域を結ぶ幅広い福祉向上に取り組むとともに、アンサンブル・アミーに所属して活動しつつ視覚障害者ボランティアグループ「心の瞳」を発足し、老人施設にハーモニカ演奏を行なったり、社会福祉協議会と連携し小学生の福祉実践教室での点字講座や介助歩行体験指導を通して福祉教育の普及に努めるなどの功績は大きく受賞決定となりました。
贈呈式について
日にち:令和2年1月(予定)
場所:名古屋盲人情報文化センター
※ 記載されている所属・職名等は、選考委員会 当時のものです
お問い合わせ先
〒455-0013名古屋市港区港陽1-1-65
名古屋盲人情報文化センター内
社会福祉法人 名古屋ライトハウス愛盲報恩会 近藤正秋賞・片岡好亀賞事務局
TEL 052-654-4521
FAX 052-654-4481