愛盲報恩会

第20回 令和7年度 表彰者決定のご報告repayment

愛盲報恩会 第20回 令和7年度表彰者決定のご報告

令和7年9月20日(土)に選考委員会を開催し選考いたしました。
今年度の応募は近藤正秋賞に4名、片岡好亀賞に5名、地域活動特別賞に2名のご推薦をいただきました。関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
そして、慎重審議の結果、次の3氏に決定いたしました。

近藤正秋賞

社会福祉法人 桜雲会 様(点字出版施設)

長岡 雄一 様(日本盲人社会福祉施設協議会 理事長) 推薦
選考理由:1892年に東京盲唖学校の盲生徒同窓会として発足。1902年に「実用解剖学」(全8巻)を出版して、日本最初の点字出版所となった。1952年に社会福祉法人桜雲会となり、日本最古の医学書専門点字出版所として活動を行っている。現在は、点字出版事業を軸に、自治体からの点字版音声版広報製作委託事業、デジタル製作事業、卒後教育支援事業、生活用具支援事業のほか、バスツアー、講演会などの社会活動も行っている。第一線で活動を展開し、盲界をリードしてきた活動は、点字考案200年の今年、近藤正秋賞にふさわしく受賞決定となりました。

片岡好亀賞

日本点字委員会 様

長岡 雄一 様(日本盲人社会福祉施設協議会 理事長) 推薦
選考理由:日本点字委員会は、盲教育界を中心に活動していた日本点字研究会(1955年発足)を解散して発足した。盲教育界と盲人社会福祉界からの委員を中心に組織され、日本における点字表記法の唯一の決定機関である。点字を通した視覚障害者のコミュニケーション確立と社会参加の推進に寄与してきた。委員会の事業は、点字表記法の決定と修正、普及と徹底、点字研究機関の育成と指導などの活動で、点字考案200年の今年、片岡好亀賞にふさわしく受賞決定となりました。

地域活動特別賞

古家 千恵美 様(あけびの会 副会長)

寺西 美予 様(あけびの会 書記) 推薦
選考理由:名城大学在学中に交通事故により失明。聖霊病院、日本ライトハウスで訓練を受けて、2年後に復学。その後、結婚・子育てに奮闘。豊田市視覚障害者福祉協会、豊田市身障協会、愛知県盲人福祉連合会、あけびの会など団体の役職を歴任し、愛知県障害者施策審議会委員、同審議会専門部会委員、ワーキンググループ委員など行政の活動に障害当事者として関わってきた。これらの活動を評価して受賞決定となりました。

贈呈式について

来月にも情報文化センターにおいて実施する予定となっております。

※ 記載されている所属・職名等は、選考委員会 当時のものです

お問い合わせ先

〒455-0013 愛知県名古屋市港区港陽1-1-65
名古屋ライトハウス 情報文化センター内
社会福祉法人 名古屋ライトハウス 愛盲報恩会 近藤正秋賞・片岡好亀賞 事務局
TEL:052-654-4521  
FAX:052-654-4526


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